GJETC アウトリーチイベント 2018年4月20日、ベルリン

ベルリン

根本的な変革に直面する時代における国際連携の意義:
革新的なエネルギー変革に向けた日独対話による知見と推奨

今日、世界で国際連携が後退する動きもある中、産業先進国である日本とドイツの連携は今まで以上に重要性を増しています。特に繊細な課題である資源保護や気候保護の分野において、日独が積極的な交流と協力を推進することは、エネルギー変革への加速化につながることでしょう。


日独エネルギー変革評議会(GJETC)は、日独の学術的対話を試みる評議会です。GJETCでは、2016年5月の発足以来、エネルギー変革を目指すにあたり、エネルギー政策やエネルギー経済面で鍵となる課題について、分析研究に取り組むとともに議論を継続してきました。そして、それらの活動を通じて、日本とドイツの産官や市民に向けた提言をまとめると共に、エネルギー変革という挑戦的な目標に向けて、新たな、そして長期的な展望の提示を目指しています。

4月20日には、連邦政府プレス・ビジネスセンター(ベルリン)にて、GJETCの2年間にわたる調査研究活動の成果を公開するアウトリーチ・イベントが開催されました。
アウトリーチでは、在ドイツ連邦共和国特命全権八木大使のご挨拶に続き、連邦環境庁環境計画持続可能ストラテジー部のレーマン部長および、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)表理事より、日独各国のエネルギー転換に向けた取り組みの現状や政策について基調講演をいただきました。GJETCからは、評議会ドイツ側議長のエンニケ教授、日本側からは評議会メンバー代表として東京大学公共政策大学院有馬教授によって、2年間のGJETC日独連携の研究成果および提言が発表されました。パネルディスカッションでは、ジャーナリストのデーマ氏の司会のもと、レーマUBA部長、ヘンニケ教授、有馬教授にパネラーとしてご登板いただき、フロアーからの質問も交えてエネルギー変換にむけた取り組みの現状と今後の課題や対策、展望について活発なディスカッションが行われました。

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